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その他

会社設立のお知らせ

かねてより会社設立の準備を鋭意進めおりましたが、お陰さまで下記のとおり、
シーンデザイン一級建築士事務所を法人化し株式会社シーンデザイン建築設計事務所を
設立いたしましたことをご案内いたします。

これも皆様のご支援とご協力の賜物と心より感謝する次第です。
かかるうえは、皆様のご期待に添えますよう日々精進する所存でございますので、
なにとぞ倍旧のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願申し上げます。

平成 27年 9月 29日

株式会社 シーンデザイン建築設計事務所
代表取締役社長  宮本 圭



株式会社 シーンデザイン建築設計事務所
(旧シーンデザイン一級建築士事務所)
住 所 〒380-0831 長野県長野市東町146-3 東町ベース 2F
電 話/FAX  026-262-1178
設立年月日 平成27年9月1日
事業内容  建築設計監理業
役 員
代表取締役社長 宮本 圭

タグ :法人

新規スタッフ(アルバイト)募集のお知らせ

シーンデザイン一級建築士事務所では、新規スタッフを募集します。
建築やデザイン、その周辺に関わることが好きで、誠実で、元気で、やる気のある方を募集します。

面接後お互いに合意した場合、3ヶ月の試用期間の後、本採用とします。
履歴書と設計課題や担当物件等のポートフォリオ(メールに添付可)、当事務所の仕事や活動に対する感想、志望理由など、簡単なレポートをお送り下さい。書類審査の後、面接とさせて頂きます。

現在進行中の仕事や活動については、以下のサイトなどで紹介しています。
シーンデザインの日記  http://scenedesign.naganoblog.jp/
FBページ  http://on.fb.me/1Ftqbqg
有限責任事業組合ボンクラ http://bonnecura.naganoblog.jp/
CAMP不動産  http://camp-r.jp/
FBページ  http://on.fb.me/1Fjywd9
ツリーハウスプロジェクト  
FBページ http://on.fb.me/1FtqXDQ

履歴書送付先:scene_design@ktd.biglobe.ne.jp
□業務内容 : 住宅、店舗、事務所のプレゼン、模型作製、実施設計、
□経験 : 建築関係の実務経験のある方歓迎
□年齢 : 35歳くらいまで
□使用ソフト : JWW、Photoshop、Office
□試用期間あり

アルバイトも随時募集しています。興味のある方はご連絡ください。


カフェ Mon marushime 4/18 飯綱町にオープン!

4月も半ばを過ぎました。
善光寺の御開帳も始まり、事務所周辺もだんだん賑わってきています。

先日、シーンデザインが設計監理をさせて頂いたカフェ Mon marushime(モン マルシメ)のレセプションにご招待いただきました。

このカフェ はお施主さんである北野さんが、左官工事、塗装工事、外構工事を行っています。
お店に使われているテーブルも北野さんの手作りです!
どれもプロ顔負けの仕上がりです!!

カフェのメニューですが、ドリンクや焼き菓子、そして南インド料理が出される予定です。



南インド料理ってカレーじゃないんですよ!
ご飯とサイドに並べられたスパイシーな品々をまぜて食べるお料理なんです。
味は自分次第で何通りにもなります。
スパイシーだけど、あっさりして食べやすく、野菜もたくさん使っていて体にもヘルシーです!

初めて食べた南インド料理、とてもおいしくいただきました!


カフェ Mon marushime 場所は飯綱町の福井団地内です。
長野市から向かって、若槻大通りの三本松の信号を右に曲がり、黄色い外壁のお家を右に、青い外壁のお家を左に。
そうするとこんな外観の建物が見えてきます。


静かな住宅街にたたずむ、南インドのボートハウスのようなカフェ。
ご興味ある方はぜひ、お出かけください!
とてもユニークで温かい北野さんご夫婦が迎えて下さいます!




Mon marushime
仕上げ工事
コンセプト編①
コンセプト編②




まちなかの森の中のオフィス



昨年の年末に事務所を引っ越し、
なんとも、慌ただしい年末年始を過ごしましたが、ようやく少し落ち着いてきた感じです。

引越した先は、以前よりも室内が明るいので、前からやってみたかった、
事務所をindoorgreen(インドアグリーン)でいっぱいにする計画が徐々に進行中です。

ゆくゆくは、森の中にデスクがあるような、そんな事務所にしたいなぁと、
(植物の世話はほとんどスタッフに任せて)妄想中。



新年あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。

シーンデザイン一級建築士事務所は、昨年12月末に事務所の一部を移転しました。

移転先は、SHINKOJIカフェの道を挟んだ向かいの建物の2階です。
KANEMATSUにも、小さいながらもスペースを残し、宮本のbonnecuraとしての活動は継続していきます。

KANEMATSUとSHINKOJIは200m程しか離れていませんので、
今年は両方の事務所をいったり来たり。

今後は、拠点がふたつになって、面白そうなこと、
各々の場所の特徴に合わせて、たくさん取り組んでいけたらなあと思います。

本年も何卒ご指導・ご支援のほど、よろしくお願いいたします。



引っ越しました

このたび、シーンデザイン一級建築士事務所は下記の住所に引っ越しました。

 長野市東町146-3 東町BASE 2F

地図はこちら
以前事務所があったKANEMATSUより、200m程南に下った場所にあります。




まだまだ片付いていませんが、新事務所はこんな感じです。
今回も一部屋をシェアオフィスとして使っています。
手前は不動産会社の株式会社MYROOMさん、奥がシーンデザインの事務所です。
同じフロアにはデザイン事務所のmanz-designさん、株式會社きちさんのオフィスもあります。


事務所移転に伴い、皆様にはご迷惑をおかけしますが、何とぞご高承の上
今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます 。


                                      シーンデザイン一級建築士事務所
                                                


引越し前日

師走です。

人々がせわしくなる年末、今年も残り2週間をきりました。
シーンデザインも、慌ただしい日々を送っております。

そして、長野市は今週はずっと雪模様です。




こんな状況の中、シーンデザインは、明日お引越しです。

本棚に並んでた本も、今日すべて紐で束ねました。




本棚に本が並んでないだけでも、事務所の印象は変わり、少しさびしく感じます。

と、半年すごしたKANEMATSUの日々を思い浮かべながら、明日の引っ越しの準備が終わらず、ため息を一息、二息…。

明日の引越しが問題なく終わりますように。
雪道で滑りませんように。
今年が、無事終わりますように。






11月です。

おかげさまでシーンデザインは、忙しい日々を送っております。

気が付けば11月の中旬です。
私、武智は今年初めてKANEMATSUでの冬です。
寒いです。
寒いのが苦手な私ですが、無事越冬できるのでしょうか。

シーンデザインが使っている暖房器具がこちら。



灯油式のブルーヒーター!
とてもパワフルですぐ暖かくなります!
温度調整もシンプル!
スイッチonかoff!
見た目も火の暖かさを感じられます!




自然の温度環境を感じながら修行と思い、長野の寒さを楽しみます。







シーンデザイン新事務所 現在工事中 

現在、東町のKANEMATSU内に構えている弊社事務所は来月末を目途に、一部機能を移転する予定です。

新事務所は、現事務所から徒歩数分の同じ東町の新小路(しんこうじ)にある建物です。
文房具卸売問屋の倉庫として使用されていた建物を、現在、事務所へとリノベ工事中です。



この建物には、シーンデザインのような設計事務所の他に、不動産、デザイナー事務所や、
軽作業所や古家具や建具をストックできる倉庫を備え、
今後、更に増えていくリノベ工事を強力にサポートするための拠点として計画されました。

お隣やお向かいにも、倉庫をリノベーションしたカフェやシェアアトリエ、シェアハウスもあります。

長野市東町の新小路 これから益々賑わっていきますよ!




鳥蔵黒船 佐久平店 オープン

シーンデザインが設計監理をさせていただいた、株式会社 黒船様の 鳥蔵黒船 佐久平店が10月14日(火曜日)にオープンします。

オープンに先立ちレセプションが催され、シーンデザインもご招待いただきました。





店内はほぼ個室になっており、木を多く使用した内装を照明の光を調節して空間を仕上げます。
格子や建具で仕切られた個室では、外の気配も感じながら自分たちだけの時間を、おいしいお料理と一緒に味わうことができます。

鳥蔵自慢の水炊きや長野の地酒が楽しめます。


鳥蔵黒船 佐久平店   佐久平駅浅間口からすぐそばです。
長野駅からも新幹線で22分。  長野市の方もちょっと足をのばしてみませんか。





Scene Design 8周年

自分でも忘れていましたが、本日、9月1日はシーンデザイン一級建築士事務所の設立記念日でした。
早いもので八周年。

今朝、スタッフとCAMP不動産やカネマツの面々に、サプライズでお祝いをしてもらいました。
幸せです。

自分が考えるスタイルで設計事務所の仕事をしてみたくて、8年前にシーンデザインをつくってよかった。

ツリーハウスやら木遣りやら、LLPボンクラの活動やら、
一時は「仕事をしてるのか?」と言われることもあったなぁ。
その中では、いろんな人に出会い、いろんな事がありました。良いことも悪いことも。

自分の意志ではじめた事に、こうして「おめでとう」と言ってくれる人がいてくれるというのは、
実は、誕生日をお祝いされることよりも、ちょっと泣きそうなくらいうれしいことなのですね。





みんなありがとうございます。
まだまだ、至らぬ事も多いと思いますが、
これからもどうぞ、よろしくお願いします。


スタッフ募集締め切りのお知らせ

4月よりスタッフ募集しておりましたが、応募は締め切らせていただきました。
お問い合わせ、ご応募ありがとうございました。

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくおねがいいたします。

去年の7月より始まったプロジェクト 【CAMP不動産】

活動の内容はこれまでSceneDesignのブログで紹介してきましたが、
この度CAMP不動産のブログができましたので、
アソビズム長野ブランチプロジェクト その5~は
そちらで紹介していきます。よろしくおねがいします。

CAMP不動産 ブログ





築120年のインテリジェンスビル!?



写真はアソビズムの大手さんに教えてもらったRaspberry Pi(ラズベリー・パイ)というパソコン!?
なんと、手のひらサイズで価格は約3,000円程度だというから驚きです。
ハードディスクやSSDの代わりにSDメモリーカードを利用し、ディスプレイへの出力はHDMIなどが使えます。
USBポートが付いていて、キーボードやマウスも接続できます。加えてLANにも接続できる!

目を輝かせながら話してくれる大手さんによると、ラズベリーパイの面白さは、自分が作った電子回路を自分が組んだプログラムで制御できるというところ!

ここまで聞いて、思い出しました。
小学生時代に夢中になった学研の電子ブロック!



35歳から45歳くらいの世代にとって、たまらなく懐かしい玩具です。

多くの人は、ラズベリーパイも電子ブロックも、何が面白いのかと思われるのかもしれませんが、電子回路を自分でつくり、自分でつくったプログラミングでそれが実際に動かせるってすごく魅力的なものです。

身の回りの電化製品が、どんどん複雑かつブラックボックス化していくなかで、仕組みが”見えない”ことが好奇心や探究力を希薄なものにしているとすれば、仕組みが見えることで、どうしたらつくれるのか、変えられるのか考えることができる。

しかも、低価格でちっちゃなラズベリーパイは、これまで考えてこなかったようなところにまでパソコンが組み込めるということ。

例えば、僕は築約120年の古い土蔵を事務所として使っていますが、ラズベリーパイを使えば、見てくれは古い土蔵そのままで、中身は最新のインテリジェンスビルにすることだってできるかもしれない。こういう技術の進歩って楽しいですね。

食から考える住まいとは。



昭和の洋食 平成のカフェ飯 阿古真理 著

先日、ある雑誌の取材で、自分がどんな子供時代を過ごしてきたのか話す機会があったのですが、自分の中で鮮明に記憶に残っているエピソードのほとんどが祖父や祖母との体験でした。

なかでも「食」にまつわる思い出は強く心に残るものです。
それは単に”味”の記憶ということではなく、食にまつわる”暮らし”のワンシーンであることが多いような気がします。
山菜採りやキノコ採り、イナゴ捕りにも行きました。
山に行かずとも、近所の土手に生えている草でさえも、祖母は食べられるものと食べられないもの、そしてそれをどう調理するのかということについて何でも知っていましたし、家族の行事は”食”に直結するものばかりでした。
現在の自分や自分の家族の”食”に関して思いを巡らしてみると、ほんの20~30年の間でずいぶん変わったものだとつくづく思います。

そんなこともあって、購入した『昭和の洋食 平成のカフェ飯』という本。

本書は、昭和~平成まで約80年にわたる家庭料理の変化を、『主婦の友』、『きょうの料理』、『オレンジページ』など、時代を代表する料理のメディアで紹介されてきた食をとおして解説しています。
また、向田邦子の『寺内貫太郎一家』、連続テレビドラマの『おひさま』、槇村さとるの少女マンガ『イマジン』、角田光代の『八日目の蝉』、久住昌之原作の『花のズボラ飯』といった人気フィクションの中に登場する食卓シーンの分析も面白い。

自分の子供時代における食にまつわる体験は、どれも家族という単位が基本でしたが、今はどうなんだろう。

建築設計という仕事柄、食に関しても高度に分業化された現代だからこそ、生活の基本となる”食”から住まいを考えてみることは、とても大事なことかもしれません。

イニツィア・ラ・クチーナのコンセプトブックが出来上がりました。


シーンデザインで設計・プロジェクトマネジメントをお手伝いさせていただいたレストラン
イニツィア・ラ・クチーナ」のコンセプトブックが出来上がりました。

食、器、ワイン、料理、そして空間について、
イニツィア・ラ・クチーナが考える未来に続くレストランについて、ご覧いただけます。

レストランにお出かけの際は、是非お手に取ってみてください。

チャンネル vol.8 ツリーハウス特集!

チャンネル vol.8 は、ツリーハウス特集!



『チャンネル』は、グラフィック・デザイナーの青木さんと、編集・ライターの島田さんが、
隔月で発行している長野のフリーペーパーです。
いつも、地域の気になる記事が満載のかっこいいフリーペーパーですが、
最新号の『チャンネルVol.8』は、
我らツリーハウスプロジェクトの記事も載せていただきました!
その他、長野周辺のツリーハウスもたくさん紹介されていています。

ちなみに表紙のイメージスケッチは、
ツリーハウスプロジェクトの第一号ツリーハウスを構想していた時に、
僕が描いたものを採用していただきました。

もちろん、シーンデザイン事務所の下にあるカフェ、ラバーソウルにも置いてあります。
他にも、長野のいろいろなお店に置いてあると思いますので、
見かけたら是非手に取ってご覧ください。


一日建築家になろう!

相澤デザイン室の相澤さんより依頼を受けて、長野美術専門学校の特別講座で「1日建築家になろう!」と題して1日講師をしてきました。

建築を専門としていないビジュアルデザイン科の生徒さんたちに、どんな話をしたらよいのかちょっと戸惑いましたが、できるだけわかりやすく楽しみながら建築について伝えることができたような気がします。

その中でも、「けんちく体操」は本当にごく自然に建築に思いを巡らすキッカケとして優れたものだということを再認識しました。

その他にも、ツリーハウスの話や、カネマツの話、最近のリノベーションの事例などを紹介して講義を終えました。

結構、盛りだくさんな内容で疲れちゃうかなと思いきや、身をのり出して真剣に話に聞き入る生徒もチラホラ。
きっと、多くの生徒が、これまでとは違った建築の見方に気づいてくれたんだと思います。

こちらは正直、ちょっと疲れましたが、とても有意義な経験をさせていただきました。



写真は、信濃美術館をバックにけんちく体操をしている生徒さん達。いい感じです。


THP経過報告



TREE HOUSE PROJECT は、本日施工2日目。
地上3mの高さにデッキができました。

ここまで、ほとんど材料の切断をしていません。

材料は、古民家の解体の際に出た廃材を使っています。
垂木、根太、荒床板、大引き。。などなど。

もともと尺寸モジュールで組みあがっていた材料ですので、
そのまま加工せずに(切らずに)新しい造形の部材として活用しちゃいます。

古材はまるで、説明書のないツリーハウスキットの材料です。
いまある材料をみんなで吟味しながら、アイデアを出し合ってデザインしていきます。

物理的な制約や方向性は示しつつも、自由に何かをつくることは楽しいことです。

完成は、7月初めの予定。最終的にはどんな形になるか楽しみです。


あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。ってもう4日ですけど。

昨年末に、まさかのギックリ腰!おかげで完璧なまでの寝正月。

今朝にはようやく歩けるようにまで回復し、
PCの前に座れるほどになりました。
皆様、どうもご心配お掛けしました。

昨年は仕事に恵まれただけでなく、
ボンクラやその他の楽しい活動を通して、
たくさんの出会いと実績ができた年でした。

たくさんの方の協力を得て実現した、
remonchでの「長野市民会館50年の記憶」出版や、
絵馬プロでの「平成の武井神社御柱大祭大絵馬奉納」などからは、

モノとコトと人は、別ち難くあるべきで、
バラバラに考えたり語ってみたりするよりも、
ずっと強い存在になるんだなぁということを、
いまさらながらに教わった気がします。

この場をかりて、関わって下さった方に心より感謝申し上げます。

本年もどうかよろしくお願いいたします。


信州蕎麦ごのみ



「信州で、おすすめのお蕎麦屋さんを教えてください」

「信州にいれば、この質問に出会う機会は多いものです。」
という著者の言葉から始まる「信州蕎麦ごのみ」という本が発売されました。

この本の著者はボンクラの一員でもある山口美緒さん。

本の帯には「スタイルで選ぶお蕎麦屋さん。」といったコピー。
「古民家のそば屋」とか「絶景に立つそば屋」といったユニークな章立てで構成されています。
そして、各々のお店の紹介の仕方がとてもいい。

お店がどんな環境の中で佇んでいるのか、内部のしつらえや店主の人柄、こだわり等々。
もちろん、お蕎麦の紹介として”のど越し””太さ””もり汁”等の基本情報もおさえつつ、
なんと店主の全身写真も載っています。

お蕎麦は、”五感全てをつかって楽しむものですよ”っていう著者の気持ちが伝わってくるのと同時に、
その店の、お蕎麦がどんなお蕎麦か、結構リアルにイメージできます。

面白いことに、試しにこの店主の全身写真を指で隠してみると、
とたんに、そのお店とお蕎麦のイメージが頭に入らなくなる。いや、ほんとに。

研ぎ澄まされた味覚を持つ食通が勧める蕎麦屋より、
きっと、自分好みの”お蕎麦屋さん”が見つかりそうです。

信州蕎麦ごのみ
スタイルで選ぶお蕎麦屋さん
著者 山口美緒
発行 信濃毎日新聞社
定価 1,400円


本とホントになかよくなるほんのきっかけブックパッカー



ちょっと気になっなっていたけど、これまで行けなかったお店に行ってきました。
松本市のアルプスを一望できる里山辺にあるブックパッカーというアンテナサイトです。

小さなショップカードには、
本とホントになかよくなるほんのきっかけ ブックパッカー
ほんの集まり|ほんの相談|ほんの行事|どまのがっこう

と書いてあります。

ここでのシステムは、店主であるウチダゴウさんと会話をして、
その後、ウチダさんがバックヤードから数冊の本を持ってきて勧めてくれるというもの。

これまで、松本に行くついでに何回か立ち寄ってみたものの、いつもお店は閉まっていて、
今回で3度目の挑戦!(調べてから行けよっ!て感じですが。。)
今回は、ブックパッカーをよく利用しているという、さっこさんも一緒だったから安心です。

店内に入って、ウチダさんとご挨拶。
背が高い人だなあというのが第一印象。
言葉を交わすうちに、本よりもウチダさんに興味が湧く。

てっきり、「どんな本が好きですか」とか「普段はどんなジャンルを読むんですか?」とか、
自分のこれまで読んだ本に関する趣味趣向を、根掘り葉掘り聞かれるのかと思いきや、
ウチダさんのとの会話は、いつまでたっても、いたってふつーに友人と喫茶店で話をしている感じです。

会話の中から、ウチダさんはその人の興味を探っているのかもしれませんが、
探られているって感じは全く無い会話が延々と続きます。
そのうち、こちらがウチダさんの人間性に興味をもってしまくらい。

肩肘はらない、飄々とした語り口だけれども、
ひとつとして借りて来たような言葉は無くて、
何者でもないウチダゴウさん自身の言葉に引き込まれてしまいます。

そんなこんなで約3時間!の会話の後、
ウチダさんがバックヤードの本棚から持ってきてくれた本は、以下の3冊。

「噛み切れない想い」  鷲田清一 著
「海岸線の歴史」    松本健一 著
「ふらり。」       谷口ジロー 著

さすが!内容に興味はありつつも、普段だったら手にしなさそうな本を、
ウチダさんの絶妙なレビューを添えながら選んで頂きました。
いや、もはや本を借りることが目的だったことを忘れていました(笑)

楽しいお店を見つけましたっていうより、うれしい人に出会えました。


風博士とレコーディング



西長野の家に仮住まい中の風博士

現在、彼は、ここ門前に暮らしながら曲づくりをしています。

今日は、門前暮らしをテーマにした曲の中に、
門前で暮らす方々にも参加して欲しいということで、
仮住まいの家であり収録スタジオである、西長野の家に行ってきました。

レコーディングといっても、
録音はみんなで「ららららら~」と三回ぐらい歌って即OKというもの。

フツーのサラリーマン安斎さんの息子、直太朗の泣き声も程良く入って、
笑いの絶えない和やかな雰囲気の中でとっても楽しいレコーディングでした。

それは、日々の門前の楽しい生活をそのまま録音しているような気分です。

門前という環境の中で、門前暮らしをテーマにした曲をつくる。
しかも、門前の住人がコーラスで入るなんて、なんて素敵なんだろう。

「音楽」がその土地と別ち難い関係を結ぶこと。
根なし草のような「音楽」じゃない、地に足のついた「音楽」。

ものをつくる上で、大事な事だと教わりました。


本棚つくりました




Booklogブクログ

最近、知人がやっていたので、自分もマネしてつくってみました。
なんとweb上に自分の本棚がつくれちゃいます。
そして、他人の本棚も見る事が出来ちゃう。

常々、他人のお宅へお邪魔した際には、
本棚をチェックすることを密かな楽しみにしている自分にとっては、
なかなか楽しいサイトです。

他人の本棚って、なんだかその人の頭の中を覗いている様で面白い。

また、自分の本棚を客観的に見ながら整理もできるので、
読んだ本を登録しておけば、かなり重宝しそうです。

でも、こうして外部記憶装置にばかり依存して、
どんどん自分の頭を使わなくなってきているような気もしますが。。。

私の本棚を見るには、本棚左下の家マークをクリックしてください。






シンカイ金物店茶話会



今日はシンカイ金物店でご近所の人たちとの茶話会が開かれました。

シンカイ金物店とは、古い空き店舗を信大生の男子二人が、
自らの住居と交流の場をつくるために、セルフビルドで改修を進めている場所。

ご近所の人たちがたくさん集まって和気あいあいの雰囲気は、
このまちでも久々の出来事のようで、
今日のシンカイ金物店は公民館より公民館らしい場に見えました。
良いことだと思います。

まちなかの住居が、かつての“縁側”のような公共の場を意識的にでも無意識的にでも
提供することができれば、それは地域のコミュニティーの再生につながるだろうし、
また、きっと彼らに必要なものもネットでは絶対に繋がり得ない世代との面倒でもリアルな
お付き合いなのだと思う。

それが、実現できてしまう門前は、やっぱり素晴らしい。


あけましておめでとうございます


あけましておめでとうございます。

昨年はたくさん楽しいことがありましたが、
今年はもっとたくさんの楽しい事が起こりそう。

今年もよろしくお願いします。


タグ :年賀

国定忠治~蔵春閣公演~完全版

長野・門前暮らしのすすめプロジェクトの演劇企画、国定忠治蔵春閣公演を観に行ってきました。
今回の演劇は、10月に行われた国定忠治祭り野外版公演の完全版。
信州・権堂を舞台にした国定忠治のひと幕を、もとの戯曲に忠実に、
それでいて現代風なエンターテイメント性タップリの楽しい演劇でした。

今回は、演劇入門講座公演ということもあり、役者の中にはよく知った顔もチラホラ。
普段の生活からは想像もできない、彼ら彼女らのいきいきとした体の動きや表情に素直に驚きました。
演劇を通じてまちを元気にできないだろうかというプロデューサーのたまちゃんの話からも、
まちを元気にすることと、人を元気にすることはイコールなんだって事を感じさせてくれました。

そして、西村和宏さんによる演出も面白かった。
時代劇によくある勧善懲悪的な構成からは、ほど遠い。
正義と悪、新しさと古さ、上手と下手、男と女、様々な世代。
すべてをひとつの演劇に平等に並列させることで表現された世界観は、
いろいろな人やモノを受け入れる懐をもったまちの方が面白いでしょ?って言っているようでした。

公演は明日も行われます。斬新な国定忠治を是非どうぞ。



「国定忠治」・蔵春閣公演
【日時】11月6日(土)20:00〜、7日(日)17:00〜
※上演時間は約45分です。


【会場】長野市立城山公民館別館[旧蔵春閣]
※TEL:026-232-3111 (場所の問い合わせのみ)
【料金】一般:1,000円/中高生:700円/小学生 :500円 (全席自由)


【交通】
バス:JR長野駅前バス乗り場①から「善光寺大門」「善光寺北」下車徒歩5分
電車:長野駅より長野電鉄「善光寺下駅」下車徒歩8分
自動車:上信越自動車道長野I.Cから善光寺方面へ約30分
   (近隣に市営駐車場あり)


【関連企画】
■プレビュー(内容:完全版の試演)
11月3日(水・祝)17:00〜 入場無料(学生、教員)
定員100名、要予約


■アフタートーク(出演者と演出家による作品解説)
11月6日(土)、7日(日)の終演後


■ワークショップ(内容:演劇体験。経験不問、短い作品を作ります)
11月7日(日)13:00〜15:00 参加無料
定員20名、要予約 ...お気軽にご参加下さい。


※プレビューとワークショップの予約は、電話又はファクスにて
氏名と電話番号、予約人数をお知らせ下さい。
tel/fax 026-232-1532(ナノグラフィカ)





捨てる神も拾う神もいます



広瀬さんが、ご自宅近くのごみステーションに捨てたロッキングチェア。
背もたれや足が折れてしまっていたその椅子を、
たまたま通りかかった山口さんが拾ってKANEMATSUに持ってきたという、
ボンクラメンバー同士のなんとも嘘みたいな本当の話。

ずっと壊れたままの状態でしたが、このたびKibi Craftさんが修理して下さいました。
いったいどこが壊れていたのか思い出せないくらい素敵な椅子に蘇っています。

Kibi Craftさんは家具修理専門の工房です。
前回の門前市に出店してくださり、それがご縁で椅子の修理をお願いしました。

捨てられかけた家具がこんなに見事に直せるなんて、本当に素晴らしいお仕事です。

途切れかけたモノの記憶をつなぎとめてなお強くしていただきました。

Kibi Craftさんありがとう。
またひとつ、KANEMATSUに物語が語れる物が増えました。大切にします。


借りぐらしができる家

先日、夏休みが始まった娘を連れて、映画「借りぐらしのアリエッテイ」を観てきました。

借りぐらしのアリエッティ公式サイトより

床下に住む小人たちは、人間の世界から少づつモノを借りて生活をする”借りぐらし”をしています。
小人は人間に気付かれることなく、生活に必要なものを”借り”てきて生きているのです。

小人のアリエッティとその家族が借りぐらしをしている家は、おそらく大正から昭和初期ごろの近代住宅。

ジブリ作品に出てくる住まいは、いつも活き活きとした楽しい雰囲気と
何とも言えない安心感が描かれていて、こんな家に住みたいなぁと思わせてくれます。

借りぐらしが出来る程の”スキ”と言ったらよいのだろうか。

たとえデザインされたモノでなくても、住む人が持ち込む家具や調度品を
受け止めてなお、絵になるおおらかさと調和みたいなものが常に感じられる。

素敵な佇まいを保ちつつ、そこに住む人の世界観が垣間見れる住まい。

最近よく見るスキがない建築は息が詰まってしまいます。

いろんな物語が入り込む余地がある建築を設計していけたらなと思いました。


時間を織る

昨日、ボンクラメンバーで草木染めと手織りの仕事をされている江沢正雄さんの「種まく人工房」にお邪魔させていただきました。

江沢さんとは今年4月に行われた小布施境内アートで初めてお会いして、その仕事にとても魅力を感じたのがキッカケでした。

是非工房に遊びに行きたいとなかば強引にお願いしたにもかかわらず、私たちにとても丁寧に楽しいお話をたくさんしてくださいました。

「草木染めと手織り」というと、なんとも牧歌的なイメージですが、とても科(化)学的な考察を加えながら説明をしてくださる江沢さんのお話は、どちらかというと理系の自分にとって興味深いお話ばかりです。



「時間を織る」とは江沢さんの言葉ですが、それ以上に江沢さんの仕事が、気の遠くなるような長い時間繰り返された人間の試行錯誤や経験も一緒に織り込んでいると実感することができました。

機会があれば、またゆっくりお話を聞きたいです。

江沢さんありがとうございました。



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