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2009年06月

土台完成

飯綱キャンプ場ツリーハウス製作が始まりました。

初日は西村さんと高遠さんと息子のあさと君が作業に参加。

最初はのこぎりがうまく使えなかったあさと君でしたが、最後の方では結構うまく道具が使えるようになってました。
こうして壁パネル6枚が完成して初日は終了。

二日目はいよいよ、木に土台を取り付けます。
今日は西村さんと羽鳥さんと太田さんが参加。
土台製作には人手がいるので今日はなんとかなりそう。

先ずは、ホストツリーに当て木を6枚、等間隔に取り付けます。

この作業がかなり難しい。
真っすぐに立っているように見える木も結構曲がっていたり、ねじれていたり。
垂直水平をとりながらなんとか施工。

で、とりあえず仮の方づえを付けてみる。

展示用より一回り小さくしたけど、こうして見るとこれでも大きい。


同じ要領で6つの方づえを取り付けます。

6本の方づえの頭をつないで土台が完成!
思わず登ってみたくなります。
できたてほやほやのTシャツを着て記念撮影。

上からの眺めも最高です。

これまで地味な作業が多かったですが、やっとツリーハウスをつくってます!って感じになってきました。
現場でもかなり目立ってます。

完成まで、あと2週間。がんばります。


世界観を具現化する仕事

僕たち設計士や建築家と呼ばれる人は、世間ではどんな存在に見られているのだろう。

そして、どんなスタンスで仕事をするべきなのか。


今日は、施主となる方に教えてもらった安曇野絵本館に行ってきました。

久々に、いい建物に出会うことができました。

佇まい方、素材の使い方やシークエンス、空間の配列とつなげ方、外と内との関係、仕上げの程度と手の跡の残し方、どれをとっても一つの世界観を見事に表現していました。



そして、館長さんにこの建築ができたいきさつをお聞きして、ますます確信できました。

この建物や空間は誰のものでもなく、この館長さんそのものなのです。

建築に出会うことは人と出会うことと同じ面白さがあります。

誰(のもの)だか分からない空間や建築は気持ち悪いものです。

逆に、建築がその場所とそこにいる人とは無関係で強烈なキャラクターであっても違和感を感じます。


世間では、設計者や建築家というものは、自分のデザインを独善的に押し付ける存在だと思われているし、施主の中にはそれを期待する人もいる。

でもほんとは、設計者や建築家は施主になりかわって、その人の世界観や考え方に合った空間を具体的に考える職能の人であるべきだし、そうじゃないと楽しくないなと思う。




木'Sロゴ



木'Sメンバーでデザイナーでもあるmanzの太田さんが木'Sのかわいいキャラクターロゴを考えてくださいました。

早速、みんなで木'STシャツをつくる段取りに。

今年の夏は、みんなでこのT シャツ着て作業です。



ツリーハウス土台づくり

今日は飯綱の天狗の館に展示するツリーハウスの土台づくり。

また、展示用なの!?と言われそうですが、いろいろと事情がありまして。。。
でも、今度は床の高さが地上1mと前回よりバージョンアップしています。

実は、来月エムウェーブで行われるアウトドアフェスティバルにツリーハウスを展示することとなり、その予行演習として天狗の館に展示用ツリーハウスを建てることになったのでした。

さらに、展示用ツリーハウスと同時進行で飯綱のキャンプ場にあるカラマツに本物のツリーハウスをつくる計画。

それを、本業片手間でやろうというのだから、かなりハードなスケジュールです。

そんなわけで、もくもくと作業をしていると強力な助っ人親子登場。


西村さんと泰輝(たいき)くん(2歳)が作業に加わり、ビスを探してくれたり、枕木持ってきてくれたりと泰輝くん大活躍でした。



そうこうしていると、巳奈さん登場。
泰輝現場監督には巳奈お姉さんと即席の車でドライブへ行ってもらい、そのスキに作業再開。



お昼を挟んで、泰輝くんを寝かせて再び来てくれた西村さんと土台6つが出来上がりました。



どうにか本日のノルマ達成。
こんな調子で来月の展示と本物ツリーハウスは間に合うのか!?と、ちと不安になりますが、なんとかなるでしょう。




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